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2023/02/21

社内インタビュー 〜住友商事様学生向けマンションビジネスにおけるインテリアのご提案〜

右:安斎(第二事業部第3ユニット 兼 デザインユニット)
左:佐々木(第二事業部第3ユニット)

SIIにおける役割

安斎:営業チーム(第二事業部第3ユニット)とデザインユニットを兼務しています。営業チームとして案件内容を伺い、プロジェクトの予算管理、商品調達から納品するまでを担当しています。他方でデザインユニットとして、コンセプトから家具のご提案まで、プロジェクト全体で関わっています。
私の担当業務領域としては、オフィス以外の担当であり、マンションの共用部やホテルの新築・改修の案件を担当することが多いです。
エンドユーザーの感じ方を踏まえた商品選定が重要です。マンションであれば、住民の生活空間として、ホテルであれば不特定多数が利用する非日常空間として、案件ごとに目指す空間を描きながら、プロジェクトを進めるように心掛けています。

佐々木
:安斎と同じ営業チームに所属しています。デザインチームメンバーと一緒にお客様の要望を伺い、デザインチームの提案内容をもとに、お客様とプロジェクトを進め、最終的に納品まで行っています。最近は物流施設のカフェテリアなど、リラックス空間も手がけています。

classy BASEにおけるSIIの役割

安斎:基本的には家具のご提案です。住友商事様のclassy BASEにおいては、まず全体のインテリアの方向性やコンセプトをいくつかご提示し、方向性が確定した後、ご提案商品の現物確認をショールーム等で行っています。また内装部分のカラーコーディネートも家具と一緒にご提案を差し上げています。

佐々木:分譲マンションのCLASSY HOUSEから派生した学生向けのマンションのclassy BASEは、対象が学生ということで、スペースの使い方や壁紙などの内装は、分譲マンションとは異なるアプローチが実現できました。私たちも提案の広がりを楽しみながら、関わることができました。

インテリアのポイント

安斎:classy BASEは、CLASSY HOUSEやCLASSY TOWERなどの分譲シリーズとは異なる「学生向け」という性格があり、学生がどのようなものを求めているかがポイントになってきます。当社はメーカーと違って幅広いラインナップを提案できる強みがあり、また違う方向性から攻めていくことができます。
分譲マンションと学生マンションでは、家具を選ぶポイントは価格帯も含めて色々と異なります。学生マンションは、学生に「楽しい、素敵、こんなところに住んでみたい」と思っていただけるような、キャッチーな部分をより意識しています。分譲は価格帯も高いので、高級感やグレード感、万人受けする部分をより狙っていく必要がありますが、学生マンションは挑戦できる部分もあるため、割とデザインに遊びがあるものを選んでいます。

安斎

憧れの生活を形にしたデザイン

安斎:学生マンション選びはホテルを予約する際のアプローチに近いです。「写真映えしていて雰囲気が良いかもしれない、ここにしようかな」といったイメージで選択されることも多いと思います。
学生マンションは「マンション」のカテゴリーではありますが、私たちがご提案をする際のアプローチは、「ホテル」の感覚に近いと思います。
食堂では、食事する場所というのが大前提ですが、食事する以外にも、学習する場所として学生がカフェで勉強されるようなシーンも想定しながら選んでおり、雰囲気を大切にしています。
エリアごとにゾーン分けもしています。少しゆったりできる空間や一人になれる場所、あとはグループで談笑できるスペースといった空間分けを相談しながら進めていきました。

安斎

プロジェクトにおいてSIIが提供できた価値

お客様から頂いた声

佐々木:今回のプロジェクトでは、提案品数が多かったため、選択肢の用意がいくつもあることや、サンプルなどを実際に触れたり体験できる機会を提供してくれるのはとても助かったとおっしゃっていただけました。

私たちの強みを活かしながらご提案したことを評価していただき、とても嬉しく思います。

佐々木
安斎

安斎:住友商事の住宅・都市事業部様とSIIの関係性として、フランクにご相談いただけていると考えており、「こういうところをこのようにしてほしい」などのご要望を率直におっしゃっていただいているからこそ、私たちも幅広くご提案ができました。
最初から方向性が決まっている場合は良いのですが、なかなかそのようなケースは少なく、進めながら、こんな感じかな、あんな感じかなと工夫していく方が多いです。
いかに「イメージしたものを具現化できるか」という部分に時間を惜しまず、進めていきたいと思っています。それが強みかは分かりませんが、プロジェクトを通して住宅・都市事業部の皆様と併走させていただいている感覚を持つことができます。
住宅・都市事業部の皆様方は、いつもなごやかな雰囲気を作っていただけるので、とてもご提案がしやすいです。

「今後の展望」

佐々木:classy BASEは、もし私が学生に戻れるとしたら、そこで友達を作って、楽しく過ごしたい!と思える学生マンションです。
今はコロナ禍ということで、あまり大学生同士の交流ができないのですが、学生マンション内に食堂エリアがあると、気軽に約束なしで会える空間ができます。それは、そこに住まわれるであろう学生さんにとっても嬉しいことであり、そういうことを作ることができるんだと感じられるプロジェクトでした。
今後もご一緒にclassy BASEという学生さんが憧れるような場所を作っていけるのであれば、とてもありがたいことで、ぜひ関わらせていただきたいと思っております。

安斎:引き続きチャレンジをし続けていきたいです。やはりご一緒にワクワクできるものを作っていきたい、ここに尽きるかなと思っています。エリアごとに毎回違うコンセプトをご提案させていただいていますが、その物件ごとの特徴をご一緒に作っていけることが私たちも楽しみです。
引き続きclassy BASEを面白くてワクワクする案件としてご一緒にできたら幸いです。


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インタビュー実施:2022年12月5日